日経BP社が毎月1回発行している日経デザイン12月号に、PELP!が掲載されました。
2018年5月に「カミデコ」から「PELP!」へリブライディングした経緯、内容が詳しく記載されています。
是非、ご覧ください!
以下記事より抜粋
大阪府泉南市に本社を構える製紙会社、山陽製紙では、企業から不要になったコピー用紙を回収し、オフィス用品やライフスタイル雑貨に再生するサービスを手掛けている。従来のリサイクルとは違い、回収したコピー用紙を雑貨などに「アップサイクル」するのがコンセプトだ。
以前は「KAMIDECO(カミデコ)」というブランド名で活動していたが、2018年5月からはエイトブランディングデザイン代表のブランディングデザイナー西澤明洋氏を迎え「PELP!(ペルプ)」にリブランディングした。
まず、PELP!のコンセプトに賛同した企業に、専用のコピー用紙回収袋を購入してもらう。企業は、回収袋の中に古紙を梱包し、指定工場へ発送。回収袋は一度も開封されることなく溶解処理され、100%再生紙に生まれ変わる。企業のオーダーがあれば、同再生紙を利用して、オリジナルの封筒や名刺、パンフレットなども製作する。
山陽製紙が同サービスを始めた背景には、同社の強い「思い」がある。
「紙づくりの現場では、日々大量の水や電気、ガスを消費する。山陽製紙でも、毎日約2000トンの地下水を使用し、電気代は売上の約5%に達する。紙自体も、大量生産・大量消費が当たり前になり、毎日大量に廃棄されている。一枚一枚の紙を大切にしていくことで、環境問題に貢献していきたいと考えた」