CASE STUDY参加企業者様へのインタビュー

2020.10.23

公益財団法人 太平洋人材交流センター PREX <#02>

国際交流部長 瀬戸口様/ SDGs推進チーム 奥村様・狭間様・阿部様

公益財団法人 太平洋人材交流センター PREX(以下、PREX様)は、開発途上国の企業経営幹部や行政官を対象に、おもに産業振興分野の研修を企画・実施されています。
海外からの研修参加者たちは、抱えている課題を日本企業の経験や事業から学びとり、自国の成長のために役立て、日本の企業も、研修参加者の受け入れを自社のグローバル化に役立てるなど、途上国と日本でwin-winの関係を築ける環境をコーディネートされています。
https://www.prex-hrd.or.jp/

第一部に引き続き、国際交流部長の瀬戸口様、SDGs推進チームの奥村様、狭間様、阿部様に、局内で取り組まれているSDGsの活動やSDGs大学についてもうかがいました。

第一部の記事はこちら

SDGsに気づいて取り組めるようなアクションを仕掛けています

SDGs推進チーム、運営されている上本町SDGs大学について教えてください

狭間様(SDGs推進チームのリーダー):PREXでは2019年から局内にSDGs推進チームを作り、組織を含め職員一人ひとりの意識改革や、身近に潜んでいるSDGsの要素に気づいて取り組めるようなアクションを仕掛ける活動をしています。 17個のゴールのうち、何に関わっているのかを認識できるように心がけていて、具体的な例では「5番 ジェンダー」の場合、5日にジェンダーに関する記事を流して感想のアンケートを取る。「12番 作る責任使う責任」の場合、12月に【マイ〇〇宣言】として、「この期間マイボトルを持ちます」など一人ひとりに宣言して一定期間取り組んでもらうなどしています。 職員の半分くらいが積極的に取り組んでくれていて、SDGsの意識が高まったという反応が得られています。地道に力がついていっている印象です。 「上本町SDGs大学」は、2018年の3月にPREXと同じ上本町にあるクレオ大阪さんと共催で始めた、SDGsをテーマにしたイベントです。ジェンダーの分野に強いクレオ大阪さんと共同で運営していく中で、PREXがこれまで持っていなかった視点やつながりができたり、SDGsに興味がある一般の方も参加していただけるので対象者を広げることができています。 今年はコロナ禍で去年のようには開催できていませんが、下半期には実施を計画しています。

(山陽製紙):SDGs大学は弊社社長の原田も参加させていただいたと思います。 SDGsが企業人として大きな課題ということは確かなのですが、こういった取組みを企業の枠を超えて一般の方を巻き込みながら考え、伝えていくことは簡単では無いと思います。 PREX様はそういった一般の方達とSDGsに触れ、考え、交流できる場を自ら率先し企画されていて、その姿勢は山陽製紙も見習わせて頂きたいです。

奥村様:関西の企業さんのSDGsでのつながりで、プラットフォーム機能を待たせれたらなと思っていて、まずはPREXの研修でお世話になった企業さんと講演していただいた企業さんを繋ぐことができないかなと思ってます

PELP!へのご意見・ご要望があれば

狭間様:PELP!バッグの発送手続きをする職員が「満タンになるスピードが思っている以上に早い!」と言っていて、シュレッダーやゴミ箱に捨てていると見過ごしていた、量と速さが目に見えて分かりました。 例えば何週間とか期間を区切ってその量を計測すれば、これだけ無駄な紙を出しているんだと認識できて、できるだけ印刷を減らそうとか、印刷する前にしっかりチェックしようという心がけができるのではないかと思います。

瀬戸口様:内側に満タンの線が欲しいと思います。できるだけ満タンまで入れて封をしたいので、タイミングが分かりやすいとうれしいなと思います。

(山陽製紙):PELP!バッグの中にここまで入れたらどのくらいかとわかる目盛はあるのですが、設置期間の書き込みができたり表記の場所だったり、見える化や遊び心を加えた改善のポイントが見えてきました。

よりたくさんの方に利用してもらえることが大事

奥村様:元々は紙の使用量を減らすことが目的なので、PELP!に出せる紙の量が減っていくことが理想なんですけど、そうすると山陽製紙さんのサービス料が減ってしまいますよね。 と言うことは、1つの組織から出るゴミの量は減るけど、よりたくさんの方に利用してもらえることが大事なのかなーと思って、じゃあその最初のハードルを低くするための工夫って何があるだろうなって考えていました。

(山陽製紙):PELP!は、コピー用紙の再生率の低さを改善できないかと目を付けたのが発足したきっかけです。例で言うと家庭から回収されたダンボールはの約80%はダンボールに再生されていて、20%が焼却されている。対してコピー用紙の再生率は30%を切っていて、70%は焼却されています。なのでおっしゃる通り、1組織から出る量は減らして、PELP!を使っていたでける方が増えることが理想です。 今回のようなインタビューで、実際に利用していただいている方のリアルな声をお届けして、共感していただける輪が広がれば良いなと思いますし、会員様の取り組み方や、思いをご紹介することもPELP!の使命だと感じています。

山陽製紙が新たに導入したPaperLabというサービスについてどう思われますか?

(山陽製紙):水をほとんど使わず古紙を再生する乾式オフィス製紙機「PaperLab(ペーパーラボ)A-8000」を採用した新サービスで、使用済みのコピー用紙を入れるとその場で再生紙になって出てくる巨大なコピー機のようなものです。 100枚ほどの少ない量から可能になったので、自社から出たコピー用紙のみで再生紙を作りたいというお声にもお応えできます。

瀬戸口様:すごい技術が詰まっていて、すぐに導入されたと聞いて行動力に驚きました。 私は、PELP!って先端技術とはまた違う価値を提供していると感じていて、それがPREXには合っていると思うんです。 PELP!を通じて仲間が集まって、原料ができて、作ったものを一緒にシェアするチームのような感覚。それは大事にしたいと思うんです。
今年度中にはPREXの社員全員がPELP!のマークの入った名刺になります。PREXの名刺はダイキンサンライズ摂津さんという障がいのある方が活躍されている企業さんで作っていたのですが、今回からはPELP!の紙を使うことで、私達の名刺の持つ価値がさらに高まるなと思っています! PREX・共感する仲間(会員企業)の廃紙×山陽製紙さんのPELP!製造技術×ダイキンサンライズ摂津さんのしごとで完成した名刺なので思い入れもありますし、渡すときにも気持ちを乗せて渡せます。ここでも循環ができていますね。

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(山陽製紙):貴重なご意見ありがとうございます! PELP!の目的のひとつに、会員様同士の交流を深めるハブ的な役割を担えたら…という考えがあります。PREX様は勿論、会員企業様の様々な取組や思いを集め、社会全体としてSDGsの機運が高められる社会づくりを弊社なりに担えるよう、頑張りたいと思います。 皆様のお言葉を聞いて、PaperLabとPELP!、双方の持つ価値や魅力を改めて見極めるきっかけを頂いた気がします。

(山陽製紙):今回のインタビューを通して、PREX様の組織としてのSDGs目標達成への意識の高さや、局内でのアクションの手法など勉強させていただくことがたくさんありました。 そしてPELP!をこんなにもあたたかく受け入れて育ててくださっていることに社員一同感動しました。 インタビューを受けてくださった皆様、ありがとうございました!

公益財団法人 太平洋人材交流センター PREX <#02>

太平洋人材交流センターPREX(プレックス)は、関西の産官学の総意を結集し、1990年に設立された公益財団法人です。途上国の人材育成事業とその活動を通しての国際交流促進に努めています。

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